オペラ歌手(ソプラノ) 大岩千穂 公式サイト

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大岩千穂 活動紹介

大岩千穂

音楽は人生の優しい友

仕事に邁進するひと、家族や友人のために使命を成就する人、自分の存在が誰かに必要とされる喜びは精神的に最も深い幸福感を与えてくれます。
その重要性を今の時代はより強く尊いものとしてみなさんが感じていることでしょう。
悲しい時、嬉しい時、希望を失いかけた時、祈る時、音楽は私たちひとりひとりのそばにあり人類の長い歴史と共にあります。いわば生涯そばにいてくれる優しい友と言えるでしょう。

Opus7は音楽の力でみなさんの人生に潤いと希望を届けたい、という思いからその活動を開始しました。日々の生活では、様々な事が優先順位を競い合い摩擦を生みます。一人ひとりの心には優しい想いがありながら、立場や忙しさにその心を写す鏡が曇ることもあります。
様々な出来事や現象を五感で捉えることの重要性は、すでに多くの人に理解され実践されつつあります。そこにさらに日常とは異なる世界観を持って自分を俯瞰する力が加われば、人は苦労や失望の感じ方が変化していくことでしょう。音楽には時や場所、固定観念をほぐしてくれる力があります。

音楽の発展に力を注いだ古代ギリシャの偉人たちが後世に伝えた多くの重要な言葉から7つを選出し我がOpus7の活動の7つの扉としました。自分のためが相手のためとなり、相手のためが自分の喜びとなる。
それが拡がりを生むには以下の7つの要素は一つとして欠くことができないものだと思います。
音楽は目に見えない、手に取ることのできない人生の大切な必須栄養素を波動としてわれわれの五感に伝えます。また価値観や思想、国境の壁も超えることのできる世界共通語の役割を果たす類稀なツールです。
子供の頃から音楽に触れ、他者との共感や独自の感動を大切にする感性教育。

世の中も成長し、より良い社会をつくりあげていくためには音楽に触れ、尊い価値が存在することを学ぶことで、共感の喜びや感謝を学べます。
また、人生半ばで仕事と家庭、将来への不安や無気力に悩む時、本当の勝ち負けや利潤は何処にあるのかと迷走する時、形のないものの中に希望へのヒントがあると悟る時、どんな時も音楽というものはそばで必要とされるのを待っています。
必要とするには、その存在にすでに出会っていることがとても重要です。
Opus7はひとりでも多くの方に質の高い音楽と出会い、人生の優しい友として共に歩んでいただきたいと願っています。そのための活動を続けてまいります。

opusとは?

Opus7とは

・・・Opusという言葉はOperaと同義語で「仕事」「作品」を意味します。さらに広い意味では「生産」「製造」(product)の意味を持っています。
目に見えない、触れることのできない、しかし人々の心に精神の糧を届ける作品やパフォーマンスを生産・製造する活動をしていきたいという思いからOpus7という名を付けました。古代ギリシャ哲学者からの言プレゼントです。

 

大岩 千穂

活動紹介

L'OPERIA

【L'OPERIAについて】

L'oPERIAの公演のモットーは“主要歌手と伴奏者がオペラの作品のテーマを楽譜に限りなく忠実に紐解き、作品の瑞々しい魅力と作曲家のメッセージを出来るだけストレートにお客様に伝える”というものです。
『まず音楽ありき』を最重要課題として、オペラの核を成す『声』の芸術であることを、常に大切にすることを心がけています。
芝居で伝える以前に声で表現するオペラ本来の魅力を第1に考えています。歌詞は原語なのでお客さまにより深くストーリーに入って頂くため字幕があります。
そして作曲家が楽譜で指示した人物の行動とそれらの個性や状況を表すためのに必要な衣装と道具に絞り込み、音楽の重要性を浮き上がらせたいと思っています。

芸術は(他の様々な分野も同様)伝統と革新を繰り返し、時には衝突し破壊もされますが、先に進む力をどこから得るかといえば、それは原点を再考するところからヒントが得られると思っています。
ここ20年オペラは巨大化した興行や集客を目指すがあまりに作品本来の持つ大切なメッセージを損ねている傾向があります。
私たち芸術に携わる者は常に何かが発生し、なぜそれが発生したのか、どこに向かっているのかを考えて、芸術が存在する意味とそこから生まれる最も大切なメッセージを人々に伝えるための努力をしなければならないと思っています。

L'oPERIA公演は2011年サントリーブルーローズにて第1回を開催。
ヴェルディ作曲 『椿姫』(出演 ソプラノ;大岩千穂、テノール;市原多郎、バリトン;直野資、ピアノ;森島英子)を、翌年2012年紀尾井ホールでプッチーニ作曲『マダム・バタフライ』(出演 ソプラノ;大岩千穂、メゾソプラノ;牧野真由美、テノール;笛田博昭バリトン;黒田博 、ピアノ;河原忠之 ほか)を公演しました。
そして今年11月22日 紀尾井ホールにて第3回目を迎えます。 演目はプッチーニの『トスカ』です。テノール笛田博昭、バリトン直野資、ピアノ河原忠之の各氏をお迎えしてプッチーニの最高傑作と言われるこの作品に挑みます。




【本年のL'OPERIA公演】

「L'OPERIAコンサート」の第3回目(於 紀尾井ホール)となる今回はプッチーニ作曲「トスカ」を予定しております。プッチーニの作品の中でも世界の歌劇場で最も頻繁に上演され人気の高い作品です。登場人物もそれぞれに強い性格表現を要求されますが、カバラドッシ役に笛田博昭氏、スカルピア役に直野資氏を迎えて最強のチームができました。ピアノ伴奏はコルペティトールとして我が国を代表する河原忠之氏が今年も共演。大きな時代の流れの中で女性として自らの強い生き方を貫いたトスカの姿を通して会場の多くの皆様に感動を与えられるよう出演者・スタッフ一同務める所存です。

公演情報
公 演 日: 2013年11月22日(金)
会  場: 紀尾井ホール
時  間: 午後7時開演 (午後6時15分開場)
金  額: 全席指定(税込) S席=8,000円/ A席=6,000円
チケット発売日: 2013年6月10日
チケットのご予約: 紀尾井町ホールセンター: 03-3237-0061
東京文化会館チケットサービス: 03-5685-5610
タッシ・アーツ・チケッツ!: 050-1278-6816
主催・お問い合わせ: Opus.7 03-6450-1575



2013年
「トスカ」 公演チラシ(表面)
2013年
「トスカ」 公演チラシ(裏面)
「トスカ」出演者インタビュー
(笛田博昭氏/直野資氏/河原忠之氏)
2013年「トスカ」 公演チラシ(表面) 2013年「トスカ」 公演チラシ(裏面) トスカ出演者インタビュー
※各画像をクリックすると、大きい画像をご覧頂けます。(出演者インタビューは、インタビュー記事へ飛びます。)

【トスカ 出演者インタビュー】
(1)トスカの恋人カヴァラドッシ役 笛田博昭さん>>  (2)『警視総監スカルピア役 直野資さん>>  (3)ピアニスト 河原忠之さん>>


【過去のL'OPERIAコンサート】
2011年
「ベル・カントに魅せられて-椿姫-」 公演チラシ
2011年
「ベル・カントに魅せられて-椿姫-」 公演プログラム
2012年
「ベル・カントに魅せられて-蝶々夫人-」 公演チラシ
2012年
「ベル・カントに魅せられて-蝶々夫人-」 公演プログラム
2011年 「ベル・カントに魅せられて-椿姫-」 公演チラシ 2011年 「ベル・カントに魅せられて-椿姫-」 公演プログラム 2012年 「ベル・カントに魅せられて-蝶々夫人-」 公演チラシ 2012年 「ベル・カントに魅せられて-蝶々夫人-」 公演プログラム
※各画像をクリックすると、実際のPDFをご覧頂けます。



10代のための感性教育プログラム

オペラとの出会い
人類の歴史と共に歩んできた芸術に10代で出会うことはその後の人生において深い洞察力と想像力、そして審美眼を育むために役立ちます。オペラは哲学と深いかかわりがあります。国際的な視野を持ち多角的なものの考え方が出来るようになるためにもオペラといい出会いをしていただきたいです。
大岩 千穂
穎明館中学高等学校 芸術鑑賞デー
2013年11月5日(火) 13:30
穎明館中学高等学校講堂(八王子)

〜第1部〜
オペラの誕生の地イタリアで研鑽を積み、国際的な舞台で活躍するオペラ歌手が、青春期をどう過ごし、どのようにして音楽と出会い、オペラ歌手への道を目指すようになったのかを語ります。また、生徒の皆さんにもオペラの歌唱法を実際に体験して頂きます。

〜第2部〜
プッチーニ作曲「トスカ」よりアリアと二重唱 イタリアの代表的なオペラ作曲家プッチーニの名曲「トスカ」より「歌に生き、愛に生き」「星は光ぬ」二重唱などの傑作を鑑賞して頂きます。

現在、グローバルな人材の育成が教育面で大きく取り上げられていますが、コミュニケーション能力はもとより、重要なのは他国の文化芸術を深く知り、国際的視野をもった人材になることです。 ヨーロッパ文化の本質はギリシャ、ローマ、そしてキリスト教であります。そして、その土壌から花開いた様々な文化・芸術の本質に触れ、国際的な教養を早期に身に着けることが、真のグローバル人材の育成と言えるでしょう。 イタリアルネサンス後期に誕生し、教会音楽やオーケストラの源流となるオペラこそが、まさに、グローバル人材を育成するための国際的な教養を身に着けるうえでは、最良の教科書なのです。

穎明館中学高等学校 学校長 寺山政秀
大岩千穂 (ソプラノ)
大岩千穂ヴィオッティ音楽院(伊)首席卒業。フラヴィアーノ・ラボー国際声楽コンクール(伊)第1位。ヴェルディの声国際コンクール入賞。第1回国際オペラコンクールin Shizuoka最高位及び三浦環賞受賞。「椿姫」ヴィオレッタでイタリアデビュー。「ラ・ボエーム」ミミ(ハンガリー国立歌劇場)、「蝶々夫人」タイトルロール(アスコリピチェーノ歌劇場、フェニーチェ歌劇場)を初め、新国立劇場、二期会、藤原歌劇団、兵庫県立芸文センター、びわ湖ホール等のオペラ公演で主役を務める。二期会会員
直野資(バリトン)
直野資東京芸術大学首席卒業。安宅賞受賞。国立パルマ・アリーゴ・ボーイト音楽院大学院を首席で修了。第21回ジロー・オペラ賞大賞を受賞。95年『ジャンニ・スキッキ』のタイトル・ロールを歌い、二期会オペラの三菱信託音楽賞受賞に貢献をする。二期会・新国立劇場共催公演『忠臣蔵』、日韓文化交流公演オペラ『春香』、二期会創立50周年記念公演『椿姫』、新国立劇場『オテロ』、二期会・新国立劇場共催『俊寛』、二期会『椿姫』、『ジャンニ・スキッキ』等いずれも賞賛を浴びた。二期会会員
笛田 博昭(テノール)
笛田 博昭名古屋芸術大学、同大学院修了。中島基晴氏、Lina Vasta女氏に師事。2003年名古屋芸術大学特別公演「トゥーランドット」カラフでオペラデビュー後、数々のオペラ、ホールオペラ、コンサート、「第九」等に出演。2012年にイタリアより帰国し、西本智実プロデュース「蝶々夫人」ピンカートン、藤原歌劇団「仮面舞踏会」リッカルド、K-BALLET Companyバレエ公演「第九」等に出演。2006年・第37回イタリアコンコルソ・イタリア大使杯を始め数々の賞を受賞。
河原忠之(ピアノ)
河原忠之日本を代表する歌手や器楽奏者が、その共演者に挙って指名する人気ピアニスト。 国立音楽大学卒業。同大学院修了。サイトウキネンフェスティバル等でコレペティトゥールとして活躍。その幅広い音色,繊細な音楽表現には定評がある。オペラ・カンパニーGruppo Kappa Operaを主宰。今年は6月に大阪でヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」を指揮予定など、オペラ指揮者としても活躍。 国立音楽大学及び大学院准教授。

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